こんにちは、”おみ” です。
前回のインタビュー体験談が一部の方にご好評で、私もまだまだ先生方から英語の勉強方法についてお聞きしたいと思ったので、今回も別の先生にインタビューすることにしました!
前回の記事をまだご覧になっていない方は、ぜひ以下のリンクから読んでみてください。
今回の講師は、大人になってから英語を学び直したAyaK先生
レッスン体験記の3回目に選んだ先生は、大人になってから学び直して英語が好きになったAyaK(あや)先生。

ワールドトークに在籍している先生は「子どもの頃に海外生活していた」「インターナショナルスクールに通っていた」「学校を卒業してから海外留学した」という方が多いです。
そんな中、AyaK先生は公立中学校で初めて英語に触れ、「学生時代は英語が理解できず苦手」だったそうです。
しかも、プロフィールには…
と記載されていて、「留学なしで、いきなり移住!?」「英語が分からないのに海外に住むって怖くない!?すごすぎる!!」と、先生に対してめちゃくちゃ興味が湧きました。
また、生徒の声を見ると、学び直しされている大人の受講生が多そうだったので、このレッスン体験記の読者向きかと思ってレッスンを申し込みました!
今回も面白いお話をたくさんしていただきましたが、掲載の都合上、内容を厳選して「オーストラリア移住記」や「先生なりの英語の勉強方法」をメインに絞っております。
AyaK先生、いろいろご回答いただいたにもかかわらず、端折ってしまい恐れ入ります(涙)
三単現の “s” って何!?


本日はよろしくお願いいたします!
先生が学習として英語に触れたのは、いつですか?

中学1年生からですね。
公立の中学校に通って、1学期までは英語学習が楽しめました。

2学期から何があったんですか?

1学期の終わりくらいに三単現の “s” につまづいてしまって…
もう意味が分からなくて、そこからダメになりましたね。

そうなんですね。
中学・高校の英語の成績を教えていただけますか?

5段階評価だと、ずっと3でした。
強烈に苦手というわけでもなく、数学の方が嫌いでした(笑)
三単現は日本語には存在しない表現なので、学生当時に苦労した方は多かったのではないでしょうか…
今では流暢に英語を話せる先生でも、最初は基本中の基本からつまづいた経験があると思うと、親しみやすさがあってホッとしますね!
社員旅行でオーストラリアへの移住を決意

プロフィールに『20代前半でオーストラリアへ移住』と載っていますが、経緯やキッカケを教えてください。

英語と全然関係ない短大を卒業して、英語と無縁の会社に就職したのですが、社員旅行の行き先が毎年海外だったんです。
それでオーストラリアのゴールドコーストに行ったときに『あ!住みたい!』と思ったのがキッカケですね。ワーキングホリデー制度があるのを知ったので、すぐ会社を辞めて住もうと決意しました。

え!勇気がすごいですね!
英語が話せない状態だったのに、怖くなかったですか?

まぁ、若かったので(笑)そこまで考えていませんでした。

ゴールドコーストのどこが魅力でしたか?

人ですね。オープンマインドで陽気な感じに引かれました。
旅行で訪れたなら「楽しかった~!」で完結しそうなところを、明確に「住みたい」とまで思わせるなんて、恐るべしゴールドコースト… いつか行ってみたいですね!
移住後はカタカナ発音で挫折

実際に移住されて、どうでしたか?

ホームステイ先で、Yes/Noまでは分かるけど、それ以降は何言っているか分からないし、『朝ごはんの準備がしたい』といった簡単な表現が言えなかったです。
『~したい』という表現ができるまでに半年かかりました。

うわぁ、大変でしたね…
プロフィールに「発音が悪く伝わらず愕然とした」とありますが、具体的にどんな点で苦労しましたか?

辞書で調べた単語を自分なりに伝えるんですけど、『ブレイクファースト(カタカナ英語)』と発音しても“Sorry?”って聞き返されちゃって。
それで『もったいないな』『発音を考えなきゃな』と思いました。

反対に、移住して楽しかったことは何ですか?

いろいろな国の友達と出かけたり、ホストファミリーとたくさん話ができたことですね。徐々に自分の英語が伝わるようになって、会話を広げられたことが楽しかったです!
日本語には(幸か不幸か)外来語の音を表現できるカタカナが存在するので、日本人の多くはカタカナ読みが前提で英語を聞いたり、そのまま発音したりするクセが出やすいですよね。
AyaK先生自身が発音に苦労した経験があるからこそ、発音は気合いを入れて丁寧に指導してもらえますよ◎
英語力を向上させるコツは、とにかくたくさん触れること!


先生にとって、1番英語力が上がったなと思った勉強方法は何でしょうか?

中1〜2レベルの文法を復習して、品詞で英語の組み立てができるようになったことです。
あと、好きな映画の主人公になったつもりでセリフを丸暗記したことですね。
他にはNHKの英語講座が好きなので、CDを買って移動中に聞いて復唱しての繰り返しが効果的でした。
単語や発音も大切ですが、AyaK先生にとっては文法を勉強したことで一気に英語力が強化できたそう。
また、たくさん英語の音声を聴いたり、自分で発声したりすることで、英語独特のリズムや抑揚のつけ方、発音など総合的にスキルアップできそうです。
映画やラジオといった自分が好きなものを教材にすると、飽きずに意欲的に英語学習に取り組めますね!

現在はどのように英語を勉強されていますか?

NHKのラジオ英会話を使って学習している生徒さんがいるので、予習として聞いています。
あと子どもがインターナショナルスクールに通っていて、学校間や保護者間で英語の書類を読んだり話したりする機会が多く、学びになっています。

今までの人生で、英語が嫌いになったことはありますか?
もしあれば、克服方法も教えてください。

アメリカに移住したばかりの頃に、どこに行っても英語英語で疲れてしまって… たまに嫌になりましたね。
自分からわざわざ英語に触れる時間を減らして、ちょっと英語から離れたことで、また『勉強したい』という気持ちが復活しました。
英語力向上には、毎日のように英語に触れ続け、実際に聞く・話すことが非常に大切ですね。
また、たとえ英語が嫌になっても、少し距離を置くことで意欲が再度湧く可能性があります。
「もし英語にうんざりしたら、一旦学習を中断してもOK」と気楽に考えると、長く取り組み続けられそうです◎

最後に、英語初学者に向けて一言メッセージをお願いします!

言葉は変化するので、1つしか答えがない訳ではありません。
『こんな表現もあるよ』『これでも良いよ』と知って欲しいですし、『これじゃなきゃダメ』と思い込んでいる方が多くてもったいないと思います。
英語はコミュニケーションツールなので、硬く考えずに楽しみましょう!
英語学習というと、私たち日本人は「テストで良い成績を修めるため」「受験のため」に英語を勉強してきたので、「ミスしないこと」が重要で「答えは1つしかない」と思い込みやすいです。
けど、英語は「勉強のため」ではなく「人とコミュニケーションを取るため」に使うものなので、大人になってからはそのようにガチガチに考える必要はありません。
英語は本来は楽しいもの。肩ひじ張らずに、ワクワクしながら英語と触れ合いましょう!
英語学習は大人になってからでも決して遅くない
勉強・学習というと、どうしても「学生の頃にするもの」「大人になってからでは、頭が固くなっているから遅い」と考えがち。
でも、AyaK先生は社会人になってから英語学習に懸命に取り組み、英会話講師として勤めるほど英語が流暢になりました。
年齢を理由に、英語学習を諦めてしまうのは大変もったいないです。
「英語を学び直したい」「学生の頃に苦手だった英語を好きになりたい」とお考えの方は、ぜひAyaK先生のレッスンを受けてみてください!
余談ですが、インタビューではなくプライベートとして「英語学習におすすめの教材」をお聞きしたところ、こちらの書籍をご紹介いただきました。

英語初学者や学び直しされている方にとって有益だと思ったので、シェアいたします。
本屋さんで中身をチェックしてみて、自分に合いそうなら購入してみよーっと!


なお、ワールドトークの公式YouTubeに、AyaK先生の自己紹介動画がアップされています。
先生の話し方や雰囲気について少しでも知りたい方は、ぜひチェックしてみてください。
また、ワールドトークでは2025年10月1日からレッスンポイントを一新しましたが、それに合わせて無料体験ポイントも大幅に増量しました。
1回きりではなく何回かレッスンを受けてみることで、自分にワールドトークが向いているかどうか見定められるので、この機会にぜひ無料体験にトライしましょう!
次回のレッスン体験記もお楽しみに♪
【 自己紹介 】 おみ
ライター の仕事をしつつ、プライベートでは英会話力を上達させたい純日本人アラサー。
「留学経験なしで英語がそこそこできたらカッコいいのでは?」という野望を秘めている。
夢は翻訳アプリを使わずに1人で海外旅行をすること。



